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「怒り」と「無力感」が終わるとき②

わたしの人生において様々な痛みとして表れていた「怒り」と「無力感」。それが一体どこから来ているのか、その大元の原因がはっきりと分かって腑に落ちる、ということがあり、そこに至るまでの体験と検証を記録したシリーズです。


前回の記事はこちら

「怒り」と「無力感」が終わるとき①


今回は、「怒り」と「無力感」につながる根っこの部分にフォーカスしていきます。



生まれ持った肝臓の疾患

私は生まれつき肝臓に病を抱えています。正確には「肝障害を起こすウイルス感染症」を持って生まれました。それを知ったのは母の発病がきっかけで、その時に母子感染で受け継いでいることが分かり、30代半ばぐらいに発病するだろうと予告されていました。


予告通り、30代に入って発病し「慢性肝炎」と診断されました。母子感染はウイルス量が増大する場合があるそうで、わたしの体内ではかなり活発にウイルスが暴れている状態でした。母の長期入院を経験しているので、やれやれ私もかと入院覚悟でいたのですが、猛スピードでこの分野の研究が進み、現在は定期的な通院と一日一錠の服薬で、何の不都合もなく日常を送ることができています。


「母子感染」なので自分の意志ではどうにもならなかったこと、生まれ持ったものだからウイルスを「自分の一部」として認識していること、ドクターからも「完治することはない、一生のお付き合いです」と言われていたので、ここに何か深い問題が隠れているのでは?と考えを巡らせることは、これまでなかったように思います。


ですから、観察講座でのワークを通して「感じているけど気づいていないことがある」ことに気づき、「それはなにで、どこにあるのだろう?」と内観が始まりましたが、胃腸の不調のほうが顕著だったこともあり、「肝臓」にスポットが当たることはありませんでした。



舞さんの肝臓・胆嚢のエネルギーワーク

そんな中、講座でご一緒しているメンバーさんから「肝臓・胆嚢のエネルギー調整を受けてみたい方がいたらお願いします」との案内がありました。

生まれながら肝臓に疾患があり、このタイミングで肝臓のワークということは、肝臓にキーとなるものがあるのかもしれない!と思い、すぐにメッセージをお送りし、4月4日に調整のエネルギーワークを受けることになりました。


ワークではまず、体感として「吐き気」と「気持ち悪さ」があり、唸ったりため息をついたりして吐き出しました。そのあとにやってきたのは途方もないほど強烈な「怒りと悲しみ」でした。これは一体なんなのだろう?と不思議に感じるほど、味わったことのない種類のものでした。


中医学では肝臓は怒りの感情と関連付けられています。

生まれ持って肝臓に疾患があるということは、「怒りを肝臓に蓄えて生まれてきた」ということになります。一体なぜなのか?




ここでは舞さん側の体感は詳しく述べませんが、7次元8次元あたりの調整があり、「隠れたものが出てくる」というキーワードをいただきました。


また、調整中に感じていた「怒りと悲しみ」はそのまま放置しておけなかったので、感情のアルケミーというワークで生命エネルギーに変換しました。すると「お金と権力」というキーワードが浮かび上がってきました。

このことは、今の仕事と深く結びついているものです。




お金と権力に対する抵抗と無力感

仕事の問題は、多くの人が絡む現在進行形の事柄ですから、ありのままを書くことで迷惑をかけてしまったり、誤解を生んでしまう可能性があるので詳しくは控えますが、「お金と権力」というキーワードが伝えていることは、途方もない(と感じている)それらを前にして、「わたしには現実を変えられない」「自分が望む道を進んでいくことはできない」と思い込んでいるということ。その思い込みが「無力感」につながっていることです。

これが舞さんのワークで出てきたということは、「無力感」も肝臓に蓄えているのだろうということが分かりました。


続く

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