地表を踊るみぞれ。
薄暗いグレーの空に雷が響き渡る。
金沢は本格的な冬を迎えました。
昨日は春から参加している講座で、今年一年の振り返りをしました。
変化したところを見ていくとき、そこには必ず体験がある。改めてピースを集めて眺めてみると、全てがひとつのテーマに沿って進んでいたことを感じることができて、それはわたしがどのようなエネルギーで生きていきたいのかを再確認することでもありました。
最近、起きていても眠っていてもクジラを近くに感じていて、ずっとその声に耳を澄ませています。
私たちが生まれるずっと昔、この地球の最初から存在していて、全てを見つめてきたクジラは、暗い海の底で魂の歌を歌っている。
その声は、優しく、慈愛に満ちていて、少し哀しげで、でもあたたかい。

海は月の裏側。
満月の夜に目にする輝かしい顔の奥にある深遠な宇宙。
全てを見つめてきたクジラが存在する場所。
その神秘が息づく深い海の底でクジラは歌う。
そこは、自分(宇宙)の愛に気づく場所。
ありがとう。わたしが安心するのは、その場所だ。